日頃から肩こり、お悩みのかたにとって「寒さ」は天敵です。
「寒さ」は筋肉を緊張させ、肩こりを増長させます。
そんな寒い時期におすすめなのがホットパックです。

ホットパックとは?
ホットパックには乾式と湿式があります。
乾式ホットパック
電気で温めるタイプのもので、一般家庭でも良く用いられています。
特徴は湿式が約30分の温熱持続時間のところ、数時間もの長時間にわたり温熱を与えることができます。
さらに、電気を入れて置くだけなので、手間がかかりません。
ただし、乾式ホットパックは湿式ホットパックに熱伝導的に劣ります。
つまり、カラダが温まりにくく、冷めやすい。電気毛布やホットカーペットと同じような感じです。
湿式ホットパック
粘土状もしくはゲル状の物質が入ったホットパックです。
そのホットパックを75℃~80℃のお湯に浸して用いるタイプのもので、よく整形外科や接骨院で使われています。
特徴は、熱をもった水分が含まれたパックからの水蒸気”湿熱”です。
湿熱は、水蒸気の熱伝導性の高さから、乾式ホットパックより効果的カラダを温めます。
ホットパックを外してもカラダはポカポカで、お風呂から上がった様な感じです。
さらに、水蒸気の熱を使うため、乾式にくらべて肌が乾燥しません。
新潟の寒く・乾燥しやすい冬にもってこいのホットパックです。
しかし、温めるのに専用機械が必要なことや、乾式ホットパックに比べ、用意するのに手間(お湯から出す⇒ふき取る⇒ビニールに入れる⇒タオルで巻く)がかかるため最近では医療現場でも用いられることが少なくなりました。
ホットパックの効果
■筋緊張の緩和
温めることで筋肉が柔らかくなります。
■循環の改善
血液には熱を運ぶ働きがあります。
よって、ホットパックを置いたところが温まると、血液が熱を運び体内を循環します。
足湯で全身が温まるのはこれが理由です。
■痛みの軽減
温めると痛みが和らぐ効果があります。
ただし、痛めてすぐ(急性期)などは、逆に痛みが強くなることがあるので、慢性的なものに有効です。
■組織の伸張性改善
筋肉などの組織が伸びやすくなります。
■精神的リラックス
副交感神経が活性化され、体の緊張がほぐれて心身共にリラックスします。
ホットパック再開しました!
夏の間お休みをしていましたが、10月よりホットパックを再開しました。
肩こりやでは、湿式のホットパックを使っています。
お客様からは「気持ちいい」と好評です!
新潟の寒い冬は、湿式ホットパックで乗り切りましょう!